ギャンブル好きな父が借金200万

父は私のクレジットカードに目を付け、自分の代わりに借金を促進してきました

家庭での父は優しくていい人なのですが、外では見栄っ張りで経済的観念のない人でした。

 

お金もないのに外食三昧、人におごったりしてお金を使ってしまうのです。

 

さらに、趣味はパチンコ、競馬、タバコも吸います。

 

 

しかも、そういった生活を何年もやめられずにいました。

 

 

その上、職を転々とし、子供が二人もいるのに、安定した生活とは程遠いものでした。

 

家に借金の取り立ての電話はしょっちゅう来ていましたし、家にまで訪ねてくることもありました。

 

 

とうとう借金の総額が200万ほどに膨らみ、自分ではどうしようもなくなって初めて、母に頭を下げてきたのです。

 

母は呆れ果て、愛想をつかしはしたものの、私の成人式の振袖用に貯めておいた貯金を父に渡し、借金を返済させました。

 

 

それから父はしばらくおとなしくまじめに仕事に励み、母は子供に不憫な思いをさせたくないとパートを始めました。

 

私が小、中学生のころ、母が夜中にすすり泣いていたのは、父のふがいなさと先行きの不安だったのだと思います。

 

 

高校生になった私は、親に経済的な負担をかけたくなかったのでバイトに明け暮れました。

 

そして、高校卒業時には80万近く貯金でき、それをそのまま大学の入学金等に使いました。

 

高校での成績がよかったので、推薦がいただけて、思いもかけず大学に進学することができたのです。

 

大学入学後は、バイトと奨学金でやりくりをし、親に全く負担をかけることなく大学を卒業しました。

 

 

しかし、この大学時代に私は50万ほどの借金をさせられたのです。

 

 

当時、ブラックリストに載っていたであろう父は新たに借金をすることができず、それでもまだ身の丈に合った生活がしきれなかったのでしょう、毎月自転車操業で生活していたようです。

 

 

父は私のクレジットカードに目を付け、自分の代わりに借金をするように言ってきました。

 

 

それも母には内緒でです。

 

母の自分への信用をこれ以上失うのが怖かったのでしょうが、娘からの信用はいらないのか。

 

呆れましたが、当時は父を助けるしかなかったように思います。

 

 

その後、父の収支は少しずつプラスになっていき、それに伴い少しずつ私にも返済してくれるようになり、やっと±0になりました。

 

ここまで15年の月日がかかりました。

 

 

やっと普通の父娘関係が築けるようになりました。

 

一度は見捨てようと思った父でしたが、私にはやはり父なので、立ち直ってくれて本当によかったと思います。