正直に言ってほしかった借金の事実
結婚するときは、思っている以上にお金がかかりました。
出来るだけ少なく押さえようと思い、結婚式や披露宴は、お祝い金の範囲内でできるように、そして見栄えがいいようにすることができました。
しかし、足りなかったのは、家を借りるときにかかるお金です。
敷金や家賃で40万円くらいかかりました。
私は独身の頃結婚資金として貯めていた、貯金ですべての家具を買うつもりでいました。
家のお金は、主人がお金を持っているというので、信じてお願いしていましたが、後で聞いてびっくりしました。
借金をしていたのです。
契約の時間になっても、なかなか来てくれなかったので、どうしたのかなと思っていました。
電車が遠回りできたので遅くなったと言っていましたが、来る前に、プロミスでキャッシングしていたのです。
結局、結婚式の直前にわかり、問い詰めました。
正直に言ってほしかったです。
結婚式にどれくらいかかるか、他にもいろいろお金が必要になるかもしれないので、とりあえず、借りたままの状態で結婚式を挙げました。
数日後、二人で銀行から全額振り込んで返済しました。
二人のための借金なので、強くも言えません。
私も、彼の本当の気持ちを分かっていなかったのも、悪かったのかなと思いました。
二度と借金はしないと、誓ってもらって、この件は終わりました。
しかし、一度借金を使うとまた使うという話を聞いていたので、目を光らせていました。
数年後、自分の年金積立として生命保険にかけていたお金を、当座貸し越しの形で借りていました。
主人は、借金ではない、将来受け取る自分のお金だと言いますが、私は、利息を払うので借金としか思えませんでした。
これは、主人の独身時代に保険会社の勧誘で入ったもので、支払いが高額のため、解約しました。
清算し、返戻金を100万円ほど受け取りました。
借金してまで保険料を払っていた主人は不思議でした。
今では高い保険料の保険はすべて解約して、私も主人も安い保険料の生命保険に変えて、すっきりしました。